仕事柄いろんなWebサイトをよく見るが、企業サイトではGEがひとつのベンチマークになっていることは間違いない。コンテンツの作り方からデザインまでそのどれもがシンプル明快で力強いコミュニケーションをWebサイトで実現してる好例だと思う。非常に参考になるし、ひとつの理想の姿でもある。と同時に、こういう巨大でそれも軍需産業最右翼の企業がなんとなく希望に満ちたイメージでクリーンに未来を語るスタンスに生理的な違和感を感じてしまうのも事実。この違和感は、GEに限らずいわゆる広告というものに接する際にいつもついてまわる。優れた手法やコンセプトに関心こそすれ、手放しでは共感できないという感じか。もちろんこんなことは広告のプロパガンダ的側面やその歴史を紐解けばどこにでも語られていることであるが、でもこういう違和感って世の経済圏では驚くほど相手にされていない。「伝えたいメッセージを効果的に伝えるのが広告しいては企業コミュニケーションの役割であり、伝えることによってそこには新しい価値が生まれてくるのだよ、多少の功罪はあっても全体としては前進しているのだよ、そんなウブなことで立ち止まっていては豊かな社会にならないよ」とか実際に言われないけども、そう思っている人、またそんなことさえ一切考えていない人、が多いような気がする。まぁ実際には各人色々考えているんだろうが、それが現実の問題となることはない。まぁ当たり前か。



自宅のスピーカーの音がなんか気に入らなくて色々探してる。富士通TENのタイムドメインシリーズってどうなんだろう。単なるパソコン用のスピーカーかと思ったら、結構いろんな人使ってるのね。ブライアンイーノとかフミヤとか。
というか、さっき自宅のスピーカーも捨てたもんじゃないいい音だ、って思ったら、CDを再生してた。やっぱMP3じゃだめか。