サッカー。先日ブルガリア戦があったようです。最近の代表には殆ど関心が無くなっているようで、試合があったことも後日知りましたが。それにしてもジーコサッカー、今更ですがつまんないですよね。爽快感なんて皆無、勝っても負けても徒労感が残るのみ。気分と雰囲気が全てだから、やることなすこと一貫性はないし、チームとして積み重なっていくものも何もない。ジーコのお決まりのコメントは「決めるところでゴールを入れないと痛い目にあう」みたいなコインの裏返しか、「信頼している」とか「戦う気持ち」みたいな精神論のみ。いや、ほんとひどいです。思えば優勝したアジアカップだって内容は最低だった。結果はベストだったけども、あそこでの試合で今のチームに生かされていることは何もない。
ジーコジャパンを見ていると、コンセプトとか戦略とか課題設定とかの大切さを改めて実感します。結局、どんな事でも自分達の強みや弱みを理解することから始まるのであって、それなしで成長することってないのだなぁと。ジーコジャパンは、「成長という観点では結果ってさほど重要ではない」、ということを見せてくれる好例だと思います。
もちろん、6月のワールドカップもずるずると勝ち進んでしまう可能性は否定できないし、というかもちろん勝っていって欲しい。勝ち進んだとしたら、ジーコのやり方だって結果オーライ的に評価されるされるのでしょう。でも、「いい具合だった」、「調子が良かった」、「運があった」、「頑張った」、以外何も残らないのは寂しすぎます。
全く共感できない日本代表に対して、それでも応援せざる得ないこの状況、なんか悲しいです。